意外に混同している人が多いのですが
治療と克服は全然違うことなんです。
まず、治療とは
外部から何かしら手を加えることによって
原因を取り除くもしくは症状を押さえ込む
ということです。
そして、克服とは
原因と過程を把握し
それに対する対処を理解し実践できるようになること
だと言えます。
分かりやすく言うと
風邪を引いた
↓
薬を飲んだ
医者へ行き、注射をしてもらった
↓
風邪が治った
とか
虫歯になった
↓
歯医者で治療してもらった
↓
虫歯がなくなった
というようなことが
治療です。
これに対して克服とは
鉄棒で逆上がりができなかった
↓
練習してできるようになった
これが克服です。
違いは分かりますよね?
治療は基本的に自分は何もしなくても
治るものは治ります。
と言うよりも、治してもらえます。
逆をいうと、自分ではどうこうできません。
つまり、同じことになったときに
また、誰かに治してもらうという方法しかないということです。
克服は、原因と過程、その対策を理解して
自分自身で対処できるようになることなので
同様のことが起こったときでも、対応できるということが言えます。
あがり症の原因の記事を読んでもらうと分かりますが
あがってしまう原因やきっかけというものは
いつも同じではないですし
不安を感じるのは本能的なことなのでそれを取り除くことはできません。
ダイエットが辛いからといって、脂肪吸引をするように
「不安」を取り除くことはできないんです。
そして、緊張するような場面とは
その場に立った時は、なんだかんだ言っても
自分自身でなんとかするしかない状況でもあります。
つまり、あがり症を本当にどうにかしたいと思うのであれば
治療という行為では、本質的な解決にはならないと言えます。
克服を目指す方がはるかに理にかなっていると
いうことが分かっていただけるかと思います。



