カテゴリ: あがり症の知識

緊張度が高くなってしまう理由

緊張するまでの過程は誰でも同じで
その後に緊張度が高くなってしまうことが
あがってしまうかどうかの分かれ道であるということは

あがり症のメカニズムを読んでもらって分かってもらえたと思います。

では、どうして不安が大きくなり、緊張度が高くなってしまうんでしょうか?

 

少しおさらいみたいになりますが

あがってしまう流れをもう一度整理しましょうか。

 

あがり症だから、手や足が震えたり赤面したりする
ということではなく、

 

緊張する場面になったときに、自分自身を強く意識してしまうために
自分の中で緊張度が高まり、結果としてあがる、ということですね。

 

簡単にチャート化すると、下記のようになりますね。

 

緊張する(緊張する場面になる)

自分自身の事を強く意識する

緊張度が高まる

あがる(あがりの症状が表面化する)

 

この流れなんです。

 

いや、そもそも緊張しない人もいる
そういう人はあがらないんだ

 

と思うかもしれませんが

実際は、緊張を感じない人なんて基本的にいません。

 

防衛本能が極端に弱い、もしくはないということになるので
ある意味、そんな人の方が異常だと思います。

 

役者さんとかパフォーマンスアートの方々とか
大きな大会に出場するスポーツ選手とかでも

練習はもちろん日常ですが、本番は日常ではありません。

 

そして、このような人達でも

本番に緊張していないなんてことはありません。
必ず、緊張してます。

ただ、あがっていないだけです。

 

あがり症のメカニズムでも述べたように

緊張しているから、集中できている

ということです。

 

逆を言うと

集中しているから、心地よい緊張を保てている

とも言えます。

 

緊張が必要以上に高まらないために
あがらずに集中できているということです。

緊張していないわけではないんです。

 

では、あがってしまう人との違いは何だ??
ということになりますが

それは、あがり症のメカニズムでも言ったように
過度に緊張してしまっているかどうかということです。

 

さて、今回の本題の何故必要以上に緊張してしまうのか??
ということですけど

先に結論を言ってしまいます。

 

必要以上に緊張してしまう理由とは
一言で言うと

 

「自分自身に強く意識を向けてしまうから」

 

なんです。

 

一つの事だけに集中するということが、最も集中できる方法です。
つまり、最も緊張できる方法だとも言えます。

 

そして、自分のことを必要以上に気にするという行為
これは、意識する事がそのこと一つだけになってしまうんです。

 

自分一人のことなので、周りは関係なくなります。
自分だけなので、気にしようと思ったら、どこまでもそれだけに没頭できます。

 

つまり、自ら逃げ道をなくしてしまう
という状況に追い込んでしまうんですね。

 

意識が分散できない状態になる
つまり、一つの事ばかり気になる(集中する)と
緊張が高まるわけです。

 

車を運転する人は
初心者のころ、もしくは運転が下手な人のことを考えてみてください。

運転の上手い人とどこが違うのでしょう?

 

それは意識が分散できているかどうかです。

運転の初心者とか上手じゃない人は、例外なく視野がせまいです。

意識が分散できないんですね。

 

信号のことばかり気になっていたりしている時に
ふと我に返ると
ああ、あれもこれも、こっちもあっちも
というように、慌てて焦ってしまうんです。

 

運転の上手い人は
同時にいろいろ見えてますよね?

 

こういう状態だと、緊張感も分散できて
リラックスできるということです。

 

さて、一つのことに集中してしまい
必要以上に緊張度が高くなってしまうことの
原因というか、きっかけがあります。

 

それは、

「不安」です。

 

特にあがり症のこととなると
ほぼ例外なく、これが原因です。

 

不安に思う事があると、
自分は大丈夫かとか変に思われてないだろうかとか
そういうことをドンドン考えてしまうわけです。

 

そうすることで
緊張度はドンドン高くなり、

 

「やばい」とか考えて、自分に意識を強く向けてしまいます。

しかし、ヤバい状況を再認識するだけなので

さらにドンドン不安になります。

すると、さらに緊張度はドンドン高くなります。

 

「落ち着け、落ち着け」とさらに自分に意識を向けます。

しかし、落ち着いていない自分を発見するだけなので

さらにドンドンドンドン不安になります。

すると、さらに緊張度はドンドンドンドン高くなります。

 

もう最悪の状態ですね・・・。

でも、あがるってこういうことなんです。

 

そして、緊張してあがってしまったという経験が、何度か続くと
似たような場面になったときに

ショートカットで、いきなり
「あがってしまうかも」
という「不安」が頭を支配してしまうようになります。

 

「あがってしまうかも」と気にしている時点で
最も緊張しやすい状況に自分を追い込んでしまっているので
もちろん、同様に緊張度は高くなり・・・

あがってしまう。ということです。

 

 

 

 

1つのことに集中していても
リラックスしているというか
適度な緊張感を保てている状態というものがあります。

 

属にα波が出ている状態と言われているものですが

その状態とあがってしまっている状態に
絶対的に異なる事があります。

 

それは、

「意識している対象」です。

 

あがってしまっている状態の意識の対象は

「自分自身」であり「不安」です。

 

1つのことに集中していてもリラックスしている状態の意識の対象は

「相手(目的)」であり「興味(好奇心)」です。

 

対象が外的なものだと、自分ではコントロールできないません。
また、状況や状態は随時変化します。

 

つまり、外的なものが対象の場合は

1つのことに集中しているように見えても

実は、常に状況が変わるので

前述したように同じところをグルグルまわって逃げ場がなくなり、
スパイラル的に緊張度が高くならないんですね。

 

冒頭で書いたスポーツ選手などの集中状態も
この状態と同じということです。

 

つまり、まとめると

 

不安が大きくなり、緊張度が高くなってしまう原因は
意識の対象が「自分自身」だからです。

 

あがってしまったときにあなたは
本当は何が一番気になってしまっていたのか
一度、じっくり考えてみてください

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