カテゴリ: あがり症の知識

あがり症のメカニズム

メカニズム、つまり
あがってしまう時は、体の中で何が起こっているのか?
という話です。

 

まず、あがっている状態とはどういう状態でしょうか?

ちゃんと説明しようとすると、意外に難しくありませんか?

表面的な症状だけでいうと、いろいろな症状があります。
その症状の違いに関係なく、ひとまとめにして
「あがり症」と呼ばれているわけです。

でも「あがり」ってどういう状態のことなんでしょう?

 

一言で言ってしまうと

「過度に緊張している状態」のことです。

 

なーんだと思うかもしれませんけど
意外に分かっていない人が多いです。

 

その証拠に何によって緊張するのかということよりも
その緊張によって現れる表面的症状を気にする人がほとんどです。

 

それはそうと、
なぜ「過度に緊張する」と
あがりの症状が表面化しまうのでしょうか?

 

順を追って説明します。

 

ほ乳類は緊張を感じると神経伝達物質を分泌させます。

神経伝達物質が分泌されて、何に影響を与えるかというと
自律神経です。

 

その自律神経が刺激されることで、どういうことが起こるのかというと
簡単に言えば
運動能力と集中力を高まるんです。

 

自然界で考えてみましょう。

ライオンがシマウマを狙っているシーンを想像してください。
自然界で緊張する場面というのは生死に直面します。
ライオンは、ダラ〜っとリラックスしているワケにはいきませんよね?
そりゃ、緊張しますよね。

 

シマウマがライオンに気付きました。
シマウマもの〜んびり草を食べてる場合ではありませんよね?
そりゃもちろん緊張します。

双方共に、もう極限の緊張状態です。

 

そしてこの極限の緊張状態では

ライオンはシマウマを捕らえること
シマウマはライオンから逃げることに
そことだけを考えてる状態になるはずです。

 

つまり、
そのことだけにに集中しないといけない状態になるということです。
そして同時に最大限の運動能力を引き出す必要もあります。

 

このような自己防衛本能から
緊張を感じると神経伝達物質を分泌し
集中力を高め、身体能力を上げる
という
肉体反応が起こるわけです。

 

そして、この反応については、逆のことも言えるんです。
つまり、集中力を得る為には、ある程度の緊張感というものが必要

ということです。

 

やるべきことに集中する必要がある時ってありますよね?
例えば、大事な商談とか接客など
スピーチやプレゼン、面接もそうです。
言い方を変えると緊張するような場面です。

 

こういう時に
自宅で寝間着でダラーッとしている感じで
ダラダラにリラックした状態ではできませんね。

 

つまり、ある程度の緊張というものは
やるべきことに集中するために必要な要素の一つなんです。

 

「あがる」場面とは、基本的に上記のような
やるべきことに集中する必要のある(本人がそう思っている)場面です。

それは非日常的なシーンともいうことができます。

そう考えると、緊張するのは当然ですね。

 

さて、冒頭でも言ったように、あがってしまっている状態とは
「過度に緊張している状態」です。

そして、過度に緊張を感じると、どうなるかというと・・・

 

今までの説明で想像はつくかもしれませんが
神経伝達物質が過度に分泌されるという状態になります。

 

そして、神経伝達物質が過度に分泌されることで
自律神経のコントロール機能のバランスが崩れます。

 

その結果の影響が
新陳代謝に現れた場合は、赤面症や多汗症という症状になります。

運動能力に現れると、震えやどもりという症状が現れます。

簡単にいうとあがりの症状はこういう流れで起こるわけです。

 

多少の緊張というのもは必ずあります。
これは絶対にあるものなので、逆にないと困るものなんです。

 

ただ、その緊張度が高くなってしまい
コントロールが利かなることで、あがってしまうということです。

 

そして、その緊張度をあげているのは他でもない自分自身なんです。

 

その緊張度が高くなってしまうきっかけとして
最も大きな部分を占めているものが

 

「不安」です。

 

「不安」の原因の多くは猜疑心みたいなもので
自ら緊張度を高め、あがってしまっているわけです。
なぜ「不安」が緊張度を高めてしまうのかということについて詳しくは

緊張度が高くなってしまう理由を読んでください。

 

 

重要なことは、
緊張するからあがるのではないということです。

 

緊張した状況で、自ら不安要素を付加することで
必要以上に緊張度を高めてしまい、
自律神経が影響を受け、あがってしまうんです。

 

そして、その感じている緊張度の高くなると
脳は、それ相応の身体の状態を作り出そうとします。

 

全速力で走るような状態を
細かい文字を書くような時に与えられたらどうなるでしょうか?

求めてる能力に対して、与えているものが
完全に過剰になってしまっている状態ですよね?

そりゃ、震えるだろうということは
容易に想像がつくと思います。

 

あがってしまうときにはこういうことが
肉体に起こっているんです。

 

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