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完全に克服するということは無理なのではないかという気がします

ご相談内容

高校生の時、教科書を読んでいて突然声の震えが止まらなくなって以来、
教科書を読むとなると声が震え、
さらには5、6人の友達同士の前でクイズを出すのに、
クイズの本2、3行を読むのですら声が震えてしまうような状態でした。

それから社会人になって、300人くらいの前で
1時間ほど原稿を読まなければならない場面があったのですが、
超超超緊張状態だったにもかかわらず、
ステージに立つと案外落ち着いて
最後まで余裕で原稿を読むことができました。

それ以来、人の前で何か読まなければならない時、
緊張はしても声が震えるということはありませんでした。
何が原因でかは分かりませんが、とにかく完全に克服した!!

と思っていたのですが、最近になって紙1枚ほどの文章を読むのに、
途中からまた声が震えて止まらなくなってしまったんです。
その時は10人程度の人しかおらず、
さほど緊張していたわけでもないのにです。

完全に克服したと思っていたので、本当にショックでした。
今は普通に読める時もあれば、声が震える時もあるといった状態です。
完全に克服するということは無理なのではないかという気がします。
その時、その時の自分の体調や気持ちの持ち方によるものなのでしょうか?

質問文は、いただいたものをほぼそのまま引用させていただいています。

 

明確に、直接的なキッカケは分かりかねますので、想像の範囲になりますが

 

おそらく、少人数ということ、読む文章が少なかったことなど
シチュエーションが似ていることもあり
高校生の時のことが思い出されてしまったのではないかと思います。

 

実際に意識はしていなくても、
何かのキッカケで潜在意識が過去のことを思い出すことは
よくあることです。

 

例えば、小さい頃に習い事をしていて
ズーッと長い間それに触れていなかったとしても
あるキッカケで、やってみたらだんだん思い出してくる
という感じと似ていますかね。

 

質問者さんの場合は
特に意識的に何かのキッカケで
あがり症が表面に出てこなくなったワケではなく、
気がつくと・・・ということなので、
再び現れてしまったときに
どうしたらいいか分からなくなってしまったというところでしょうか。

 

再発後は、
「また、声がふるえていまったらどうしよう」と
考えてしまっていることと思います。

 

潜在意識にあがるという情報をインプットしてしまうことなので
以前よりも、無意識に意識してしまい

あがってっしまう機会が増えたのでしょう。

 

社会人になると、責任などもいろいろ出てきますので
学生時代よりも緊張する場面が多いのは当然ですね。
そういう状況の変化も関係しているかもしれません。

 

そして、

完全に克服するということは無理なのではないか?

という質問ですが、

これは正直どちらとも言えます。

 

 

「克服」ということの考え方の話になりますが

克服とは対処法が分かって実践できること

だと私は考えています。

 

つまり、
「緊張しにくくなった」ということと
「克服できた」ということは
必ずしもイコールではない
ということです。

 

そして、緊張するということに関して言うと
そのファクターは日々変わります。

不安の対象というものも、年齢によって変わってきます。
体調だって関係します。

 

つまり、「あがるきっかけ」というものが
形を変えて現れるという可能性をなくすことはできないんです。

 

これが質問者さんが言う
「完全に克服するということは無理なのではないかのか?」
ということだと思うのですが

対処法が分かって、実践することができれば
それは克服できていると言えるのではないでしょうか?

 

次に

その時の自分の体調や気持ちの持ち方によるものなのかどうか?

という質問に関してですが、もちろん関係あります。


気持ちと体は密接につながっていますので
体調が悪い時は、気持ちも強く持つのが難しかったりもします。

あがり症ということだけに関しても同じです。

 

体調が悪いということは、
自律神経の調子も悪いということです。

 

肉体の細かい調整は自律神経が無意識に行っているわけです。

頭がはっきりしないくらいボロボロに疲れている時は
自律神経も反応が悪くなっているので、あがりにくいという話もあります。

 

気持ちも部分も同様です。
というより、気持ちの部分の方が影響は大きいですね。
単にその場、その瞬間だけの問題ではないからです。

 

苦手なことや、失敗したことを
ズルズル引きずってしまうと
潜在意識に、同様のシチュエーションになると
同じことになるような刷り込みをしているということになります。

 

あがり症がひどくなっていってしまう人は
例外なく、このパターンに陥ってしまっています。

 

失敗したことに対して、反省するはいいことです。
でも、反省の仕方が間違っている人が多いです。

 

多少なりとも次へのステップにならない方法は反省ではないのです。

 

原因究明をせずに自分を責める、
次もあがったらどうしようと悩む。
これは一番ダメなのですが

これをしてしまっている人が一番多いです。

 

冷静に客観的に自分を見れていないと、反省していることにはなりません。

 

冷静に反省することができないのなら、
終わってしまったことはスッパリと忘れるくらいの方が
まだましだと思います。(良いとはいえませんが)

 

さて、質問者さんの場合は
もう一度、その高校生の時のことを思い出してみてください。

 

そのとき、何が気になっていましたか?
面白くない奴だと思われたくないと思っていたとか
色々あると思いますが、
自分を取り繕うことを考えていたのではないでしょうか?

冷静に見つめ直してみてくださいね。

 

もしかすると、潜在意識がそういうことを覚えているだけで
緊張はしても声が震えることはなかった経験があるので
その部分は自分自身で克服できているかもしれませんよ。

 

他に、あがらなかったときは
なぜあがらなかったのか考えてみてください。

 

恐らく、やるべきことがハッキリしていて
その場でやるべき必要なことしか考えられなくて
自分のあがり症のことを気にする余裕がなかったからだと思います。

 

いい意味での開き直りですよね。
この状態が、いわゆる意識を自分から外せている状態というわけです。

 

まずは、ちょっと視点を変えて
過去の経験を分析してみるのもいいと思います。

 

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